規格化されたポップス、練習道具としてのCD メモ
「J-POP文化論」第二章 工業製品としてのJ-POP
マキタスポーツ「作詞作曲モノマネ」→「ヒット曲の法則」(「コード進行」「歌詞」「楽曲構成」「オリジナリティー」)
J-Popにおける初めての「サビ」の使用筒美京平・尾崎紀世彦:「また逢う日まで」
アドルノ:
①音楽産業によって作られたポピュラー音楽 を批判した
②ポピュラー音楽の特徴:1.規格化 2.似非個性化
規格化:
似非個性化:自由な選択が与えられるという錯覚を見せ、世に出す前に全てが万人受けになるよう調整されている。
カラオケと90年代ポップス
70年代日本で発明(サラリーマン、酒場の余興として)→80年代
カラオケボックス→90年代技術革新に伴いブーム→J-Popの工業製品化
①タイアップソングを作成→②カラオケで歌いたい→③練習用としてCDを購入→④CDの売り上げが伸びる→最初に戻る
*CDはこの時代、カラオケの練習道具という側面があるのは興味深い。当時、CDシングルのカップリング(B面)としてカラオケ音源が収録されていることも少なくない。